群馬県渋川市・T様
始まりはYouTubeで「私は補助金を使って家を建てました」というようなタイトルの動画を見たことです。
その補助金は、国土交通省『地域型住宅グリーン事業』で、“地域の中小工務店が連携して取り組む良質な木造住宅等の整備を支援する”のだそうです。
その採択グループの一覧に藤川建設さんの名前がありました。
※グループ名『群馬エコロジー住宅研究会』
※コンセプト『利根川流域の木材を使ったエコ住宅』
*地域型住宅グリーン化事業とは、国土交通省の採択を受けたグループが建てる、省エネルギー性や耐久性などに優れた新築・中古の木造住宅に対して補助金が交付される制度の事です。
決め手はブログ
ひょんなきっかけから藤川建設さんを知ることとなった訳ですが、決め手は社長さんのブログでした。
紹介されている住宅施工例は、天然木をふんだんに使い、佇まい等、私の好みに合致していました。また、文章から伝わる人柄も良さそう・・・。(実際にお会いしてみて私の勘は大当たりでした。)何より、つくり手として喜びを感じるのは、「施主さんの笑顔を見られた時」だなんて!私は連絡を取ることにしました。でも不安もありました。限られた資金で建てる、60代半ば過ぎの夫婦が住む小さな平屋。相手にされないかも・・・。
恐る恐る電話を入れたことを思い出しました。
・冬でも一台のエアコンで快適に過ごせる。
・キッチンを中心にグルグル回れる動線。
・キッチンとつながる土間収納。
・その他、細かなことは数知れず、打合せの度に「こんなこと思いついたんですけど・・・。」 とご面倒をおかけしました。
・設計段階では、予想もしなかった『大きなおまけ』をいただいた・・・そんな気分に浸れた日の出来事です。
家づくりの最中は、毎日現場を覗くのが楽しみでした。柱材の隙間がうめられ、四角い窓の形が現れた日、玄関に立ち真正面を見ると素晴らしい景色がありました。壁に残された四角い穴の中に、『空と水沢山』がバランスよく収まっていたのです。小さな窓だけど、閉寒感を開放し尚且つ装飾的な役割も果たしている・・・。
これら全てを見越して設計したであろう社長さんのセンスを褒めると「ただの偶然」と返されました。
でも、私は今でも思っているのです。社長さん、やはり狙っていたでしょ、『視覚効果』を!!と。
気に入っているのは、栗の木をふんだんに使っていただけたことです。
(大黒柱・床・TV台・カウンター)
栗の木の色目は派手でも地味でも無く、落ち着いた上品な雰囲気です。驚いたことに真冬でも床の冷たさを感じず、素足で過ごせました。高気密・高断熱の効果かもしれませんが、冬の間でもリビングのエアコン一台(22℃設定)+こたつの生活でした。寝る時はエアコンの電源を切りましたが、起床時に寒さは気になりませんでした。さすがに氷の張るような気温の日には、就寝時に寝室のエアコンを使いましたが、日中は天気が良ければ、暖房は不要の生活でした。大満足です。
満足の一言です。希望通りの家で、期待していた以上の快適な日々を過ごしています。家が完成するまでに関わりをいただいた皆様に感謝です。ありがとうございました。