安全と健康

わたしたちは健康で快適、そして安全な家づくりを心がけています。残念ながらそれらは、目で見えるのばかりではありません。実際に長くお住まいいただいて、はじめて安心感としてその実感が得られるものだからです。家を建てる前ならなおさらその実態がつかめないでしょう。すべてをお伝えすることは不可能ですが、ほんの一例をご紹介します。見えないことや、見えないところこそ大切に考えるわたしたちの家づくりについて、少しでもご理解いただけたら幸いです。

生産者の顔が見えること

どんなにすぐれた工法で、どんなに腕のいい職人が仕上げても、素材自体に問題があれば家の性能は最大限に発揮できないのではないでしょうか?たとえば木材。強度に問題があれば家の寿命に、有害な物質が含まれていれば住む人の健康に、少なからず影響を及ぼしかねません。わたしたちは生産者の顔の見える安心・安全な素材をつかうことを心がけています。

あたりまえという性能

冬の夜お風呂からあがるとき、床の冷たさにビックリすることがあります。歳をとってくると、さらに身体への負荷が大きくなります。最悪の場合ヒートショックを引き起こしかねません。FPの家は厳しい冬でも室内間の温度差が少ないので、不快感なく安心してお過ごしいただけます。実はこうした「不快感がない」というメリットは日々の生活のなかで当たり前になっていきます。でもそれこそがわたしたちの考える理想の健康住宅なのです。

時とともに増していく味わい

内装は職人の手で仕上げています。塗り壁はもちろん自然の素材によるものです。一見お手入れに手間や維持費がかかりそうですが、じつは必要に応じて補修が施せるので長い目でみれば決して高いものではありません。健康への影響もなく、調湿効果にもすぐれているので梅雨のある日本には適しています。そしてなにより、時とともに増していく味わいは本物だけがもつ喜びのひとつです。

床板に換算すると
およそ6畳分

これは押し入れの内部です。一般的に考えれば収納内部にまで無垢材はもったいないと思われがちです。しかし健康で安全な家づくりはこうしたことこそ大切であると考えます。床や壁など見えるところだけ自然素材をつかっても、見えないところで化学物質が含まれた素材をつかってしまっては、すべて意味がなくなってしまうからです。こうした家づくりは末永くお住まいいただくことで、結果的には目先のコストダウンより、お客様のメリットになるとわたしたちは信じています。

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